7.17.2012

祭りの夜 (ただし早口で音読すること)


祈りを祈りを祈りを
祈りを祈りを祈りを
祈りを祈りを祈りを
画面一杯の祈りの文字
病んでいる訳でなく
そうきっと
病んでいる訳でなく
悪マよ
キスしてください
僕を愛して
何故貴方の
あの詩が好きか
なんて分からないのだけれど
始めは違和感があって
次に苦しげな貴方を抱き締めたくなって
最後に訳も分からず涙が出る
全然美しくない涙が出る
んだよ
許して愛して
こんな酷い顔だけど
僕も踊るよ
歌わせて
君に
ねえ
お願いだから
ここにいさせて
今だけ
ねえ
今日は
裏路地を沢山歩いたんだ
人が沢山いた
炎天下の大通りにはいなかったのにね
裏路地のかみさまが微笑んだ
手作りノートの店
風呂敷専門店
京町屋のカフェー
庭の奥の神社
小さな小さなライブハウス
の中のミラーボールとギター
貴方が踊ってる
とても楽しそうに
僕も踊ってる
とても楽しそうに
貴方の眼の中に僕がいなくても
今日は祭りだ
裏路地の祭りだ
ミラーボールの届かないところで
沢山の人が
鐘と太鼓の音を聞いた
ステップ踏んだ
少女の横をハワイアンが通った
セットリストは貰い物のメモ帳の上
祭りだ
踊ろう
僕も踊るから
許して愛して
そして
愛してる


(不特定多数への愛しては別に恋愛のソレじゃあない
唯自分を認めて欲しいだけの祈りだ
君を愛してあげる だから僕も許して愛して
(認めて 助けて)
そんな 祈り)

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