月待者
自分が此処に居たと云うことを忘れてしまうような
5.31.2012
詩の世界
詩、
というと真っ先に空が浮かぶ
空色が半球状に広がっていて
建物はなく草原が広がっている
丈の長い草が風にそよいでいて
丘の上に立った背の高いひょろっとした木の下に子どもたちが駆け出して来て手を振っている
それはいつだって昼の光景なのに
僕の描く世界は何時だって、夜。
風の海の中に沈む
駆け出す若者たちの反逆
金色の月に笑いかける
ライブの後の喪失感
夢の終わりの始まりの夜の夢
優しい闇に包まれて沈んでいく
朝が来るまでは何だってやれる気がするんだ
その世界は何時だって、
夜。
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