3.21.2011

II:無題

私は何時だってノートを持ち歩く

ノートの中に生まれたたくさんの僕が暗い沼での
僕の宿り木

けれど

この島に僕は必要ない

私は大事にしまい込んだノートを、
忘れてしまっている感情を

戻る日の為に取っている
誰にも触らせず見せず存在すら知られぬよう


まるで大切な物であるかの様に

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