月待者
自分が此処に居たと云うことを忘れてしまうような
11.27.2009
イルミネーションの話。
帰り道
個人の家や開業医や幼稚園のイルミネーションが道を飾っていた
つい此の間まで無かったのに、角を曲っても途切れない
もう、師走に為る
此の街の夜景は年中イルミネーションの様だけれど
明る過ぎる此の街に空の星は無い
だから
此の星は
街の星が上がって来たのだ
満ち潮に乗って夜光虫が這い上がる
僕は
音の無い波を掻き分ける
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