空の彼方から

ゲンヤ企画ライブ　君と僕の好きな言葉Vol.4～空の彼方
無事終了しました。本当にありがとうございました。

会場はゲンヤバンドの生まれた地、渋谷WastedTime。思い入れ深い場所です。
ここで自主企画ができて良かった。
どの出演者も、自分の出番も、ずっと泣きそうでした。

写真もないですが、軽く振り返りを。


１番手　キナコロクヤシモン

いつも通りの緩いトークと抜群の演奏力。
本人たちも話してたけど、きっともっと上手くなる。今が一番成長が見れて楽しい時期なのかも。
今回初披露の、ゲンヤ作詞、鈴木史門作曲、歌：キナコの「六月の憂鬱」。聴いた人は分かるけど、かなり、なんというか、ミュージカルチックな？メロディです。
作詞提供始めてやりました。感慨深い。


２番手　桑原滝弥

tamatogiでお世話に成っている、詩人の桑原さん。
会場を巻き込んでの、聴いて笑える、ちょっと泣ける、ポエトリーリーディングでした。
また宜しくお願いしますね。


３番手　アナン

凄腕のループマシン使い。前よりも上手くなってた。
曲終わった辺りで大きな地震があって演奏一時中断したり、ハプニングもありましたが。
ね、聴けてて幸せでした。


４番手　待良

正統派ギター弾き語り。なんか、今まで見た中で一番気持ちこもってた気がする。
改めてすごいと思った人。今回出てもらえて良かったです。


５番手　ゲンヤバンド

ちゃんとバンドで曲を作っての初披露でした。（「抜け出す」「空の彼方」の２編）
自覚なかったけど、かなり緊張してたみたいです。
普通に格好良いので自分でも気に入っています。
後はソロと、書いて頂いたお題での即興もやりました。
ライブではないけど、初めてのハンドメイドアクセサリー出店も。

自分はchoriという詩人（バンドでポエトリーリーディングのライブをする）に憧れてこういうことを始めたのですが、アナンさんから「確かにchoriさんの流れを汲んでるけど、それとは別物になってるし、良いと思う」って褒められたのが、すごく嬉しかった。

ＭＣはvol.2に引き続きのサイトウユースケさん。
安定した緩いトークと進行・サポートありがとう。


イベントを行うに当たり、多くの人から応援して頂き、支えて頂きました。
正直今回はかなり悩んだし、弱音も吐いたし、周りの人がいなかったら潰れてたと思う。
本当に感謝。
またイベント観たいって、何人も声掛けて頂いて、ありがたいです。
次回未定ですけどね。少し、休みます。ありがとう。

ゲンヤ企画 君と僕の好きな言葉Vol.4 ～空の彼方

空の彼方　幸い或ると人の言う

そんな、ありもしないものばかり、見つめて




ゲンヤ企画ライブ 君と僕の好きな言葉も４回目になりました
今回も素晴らしいメンバーが集まっています
会場はゲンヤバンドの生まれた渋谷WastedTimeさん。とても思い入れのある場所です
ここで自主企画が持てるなんて夢みたいです
多くの人に感謝を。

この企画では会場に大きな紙を貼って、イベント中お客様からお題を募集します
イベントの最後には全てのお題を使用した長い長い即興詩をやります
是非ご参加下さい



2015年5月30日(Sat.)
渋谷 WastedTime
東京都渋谷区宇田川町31-3第3田中ビルB1F (渋谷駅徒歩5分)
open/start 18:30/19:00
adv/door 2500yen+drink / 3000yen+drink
出演：ゲンヤ(band), アナン, キナコロクヤシモン, 桑原滝弥, 待良




＜出演者紹介＞

○アナン

圧倒的なループマシン使い。泣きのギター、ウィスパーボイス、考え抜かれたメロディと音の重なり。
聴く度に変化する即時性の強いライブに虜になります
中々ライブの無い人なので、対バンで来て本当に幸せ。


○桑原滝弥

詩人サイドに桑原さん。この方の朗読もすごいです。ぶっ飛んでます。音楽とか演劇とか、全部経験してきたからこそのものなのか。
tamatogiというオープンマイクの主催をされていて、お世話になってばかりのお方。
恐縮する、という表現の方がぴったりなのですが、共演できて嬉しいです。


○待良

今回唯一の、正統派ギター弾き語り。縁あって最近はイベントご一緒させて頂いたりしてます。
歌ってもイベント運営していても真面目な人柄が表れる方。周りにいつも人が集まるのもだからなんですかね
いつの間にか惹き込まれてしまう方です


○キナコロクヤシモン

キナコ Drums&Vo　工藤緑矢 Bass　鈴木史門 Pf.
2014年10月の君と僕の好きな言葉Vol.2に続けての出演。
Vol.2が初ライブで、今では毎月ライブをするくらいに成長しました。
女性ドラムボーカルという少し変わったスタイルで古今東西を問わず、カバー・オリジナルも関係なく、良いと感じたものをパワフルに歌い上げる
演奏レベルはお墨付き。観ても聴いても楽しいトリオです


○ゲンヤ

詩人、表現者。このライブの主催。
キナコロクヤシモンさんをサポートに迎えてバンドスタイルでもやります。いつもすごく気持ち好いので楽しみ
長い即興もやります
囁く様なリーディングはイメージだけを残して、いつか僕と言う身体が無くなっても、この存在がいたという事実だけは残るように







空の彼方まで行けば幸せかな

君に会えたら幸せになれるかな

抜け出す

変わろうと思った
月の綺麗な夜
「悪いことも決していけないことではないの」
君が言うものだから
この夜の間に街を出ようと決めた



日々も生活もすぐに日常になっていくというのに



君の腕を掴んで高架下をくぐる
赤いキリンがゆっくりと傾いた
路上の吸い殻
夜の吐息
空気を汚して



なんでもないことで壊れてしまう
「普通」に耐えられない人もいるの



わからないかな
わかってよ
わからないかもな
わかってほしいよ



暑過ぎる空調
エンジンが酷くうるさい
手を繋いでも君は遠くを見てる



変わったの
月の綺麗な夜
嘘を吐くのも平気になった



わからないかな
わかってよ
わからないかもな
わかってほしいよ



手を離しても消えないで



日々が過ぎる
生活を送る
忘れがち
すぐに日常になって
道を探した
突き抜けた青空
溜め息
空気を温めた



わからないかな
わからないかもな

優しい音楽のあとで

優しい音楽のあとで、僕はまだ、君に会いたい、と思い続けている





2015年3月28日(Sat.)　ゲンヤ企画　君と僕の好きな言葉Vol.3～優しい音楽、無事終了しました。
とっても楽しかった。
良い人達に囲まれて自分は本当に幸せ者でした。観客の皆さん、出演者の皆さん、会場の彦六さん、ありがとうございました。
あと映像記録の方とカメラマンの方もいらっしゃって豪華な感じになりました。

春の宵に、優しい風は吹いたでしょうか。





ゲンヤ(support:鈴木史門さん)
「一瞬と永遠」「DM(ディーメジャー)」「抜け出す」の３篇をやりました
一瞬と永遠は冬の詩、DMは春になる詩、抜け出すは変わっていく詩。きっとこの季節になる度、思い出す
今回はバンドメンバーでもある鈴木史門さんがサポートに駆け付けてくれました。ありがとう
史門さん、HPで宣伝してくれてた。気付いてなかったよ。ごめん。。。
５月の企画でもサポート入って頂きます




アオノマリさん
相変わらず心に沁みる良い歌。ありがとう。
新しい活動もスタートしてるみたいだし、5月には自主企画もあるらしいし、期待。



あおまりさんとコラボしました


ふたりが知り合ったきっかけの詩人choriさんのyume-juuyaという作品をアレンジしてカバーしました
好きなアーティストが被ってるから、アレンジでも「あの人のイメージで！」とか言えて超楽しかった






はせひろさん
イベントサブタイトルのきっかけになった人。優しい音楽をありがとう
最近はめっきりコニーレオンで活動してるし、貴重なソロ出演でした
コニーレオンもまた聴きに行くね。お世話に成りっ放しですが、これからも宜しく
色々あってキーボードonキーボードでした






たっさん
会う度に進化してる、明るくてアップテンポで、でも優しい人。世界を良くしようと歌ってるのを感じる
最近はパワーライブとかやってるんだけど、とのこと。今度は力強いライブも観に行きます
流石大阪というか、MCおもろかったで。笑





最後は「君と僕の好きな言葉」の目玉、観客の方も含めてのセッション
今回も沢山のお題をありがとうございました。楽しかったです
史門さんも素敵なピアノサポートをありがとう



まだ、風が、吹いて
風が、吹き続けている



次回のゲンヤ企画は5月30日(Sat.)、ゲンヤバンドの生まれた地、渋谷WastedTimeさんにて行います
今回もどえらいメンバーが集まってます。是非足をお運び下さい。宜しくお願いします

2015年5月30日(Sat.)
ゲンヤ企画 君と僕の好きな言葉Vol.4～空の彼方
渋谷　Wasted Time
open/start : 18:30/19:00
charge(adv/door): 2500yen+drink/3000yen+drink
出演：ゲンヤ(band), キナコロクヤシモン, 待良, アナン, and more...

君と僕の好きな言葉Vol.3～優しい音楽

いつの間にか春になって、春になったら温かくなって
でも夜はまだ肌寒くて
なのに吹いた風が想像より温くてどきっとしたりして

冬の鋭さが恋しくなったりして

そうしたら、優しい音楽が聴きたくなった



ゲンヤ企画　君と僕の好きな言葉、3回目の開催です
今回は高円寺のライブのできる居酒屋、大陸バー彦六さんでの開催
このお店は本当に料理もお酒も美味しくて、流れてる音楽も良くて、ゆったりできて、とても良いお店です
通常営業では冬の間は炬燵が出てたり、本当に良い雰囲気
その空間を優しい音楽で満たします

ミュージックチャージフリーの投げ銭制、普通のライブとは一味違う企画です
ふらっと気軽に遊びに来て頂けたら嬉しいです

2015年3月28日(Sat.)
ゲンヤ企画　君と僕の好きな言葉Vol.3～優しい音楽
場所：高円寺　大陸バー彦六
open/start : 18:00/18:30
charge : Free (要order) , 投げ銭制

出演者は４組。ディナーライブっぽく、コラボしたり出番が２回あったりします

・アオノマリ
あおまりさんはシンガーソングライター兼小説家の方
情景が浮かぶ歌を歌われます。偶に語りっぽくなるのも好き
明るいだけが優しさじゃないんだって教えてもらってます
当日はコラボする予定。楽しみ

・川端達也（たっさん。）
たっさんは大阪出身のシンガーソングライター
本当に楽しそうにライブをされる方です
聴いてる人が前向きに明日からも頑張れるように、世の中全体が良くなるように歌われます
流石関西というか、ライブ中にかなりいじられても平気で応えてくれます

・はせひろ
はせひろさんはユニット「Cony-Leon the Dramatic」の片割れのポップスソングライター
普段は自分が前面に出て歌うよりは、楽器のサポートやコーラス、楽曲提供や曲アレンジなどで活躍されている方
でも本当に優しい歌を歌う人だって知ってる
君と僕の好きな言葉の第１回の司会をしてもらっていました。オールマイティ！

・ゲンヤ（support:鈴木史門）
主催の詩人です。ポエトリーリーディングをします
今回はバンドのレギュラーサポートメンバーでもある鈴木史門さんとアコースティックに。
最後にはまた長い即興詩もやります
いつまで続けられるか分からないけれど、今はまだ夢を見ていたいよ



今回の個人的テーマソング
トレモロイド「優しい音楽」（※出演はありません）



宜しくお願いします。

偶にはブログでも。

御無沙汰しています。

2015年明けましたね。おめでとうございます。

2014年、色々なことがありました。……、色々ありました。

一言で纏めると、良い巡り遇いでした。これに尽きる。
本当に感謝です。


詩を書いて読んで。
ライブを観て。
沢山のライブハウスやライブバーを回って、オープンマイクに参加させて頂いて、作ったHP（偶に更新さぼってる）も御好評を頂き、企画イベントにも人が入り。
言うことないですね。幸せですよね。



でも疲れた。



だから暫く休もうと思って、

思っていたところで機会があって暫く東京を離れていました。

それが決まった時、心底、東京(関東)を離れたくないと思った。
驚いた。自分がこの都市をそんなに好きだったんだなんて知らなかった。



　　　生活も日々もすぐに日常になっていくというのに。



旅立って、どこまで走っても誰も知り合いのいない街で暮らしていました。

吃驚するくらい、詩を書かなかったし、読まなかった。

独りで寂しくて苦しくて眠れない夜は中村佳穂さんのセンチメンタルナイトを歌ってました。
2014年、最もお勧めしたいアーティストの一人です。


中村佳穂 with スティーヴ エトウ 『センチメンタルナイト/夜のダンス』


ちなみに2014年、最もお勧めしたいアーティスト二人目、アナンさん。
ギターだけで泣いちゃうくらい大好きな人。ウォークマンで1番回数聴いたと思う。


アナン　『キッテハッタツキノシタ』


アナン　『BOKURA NO TOKYO』


僕を知らない街でもそこで人生を送っている人達は確かにいて、暮らしていれば出会いもある訳で、
言葉を扱う人の所で暫く厄介になっていました（精神的にね）。
その人は詩人でも作家でもなかったけれど、言葉や行動が他人に与える影響にとても敏感な人で、とてもとても沢山のことを教えてもらいました。

ステージが無くとも音楽が無くとも文章が無くとも、楽しく幸せに生活できるのだなぁという、これは実感。
詩人以外の存在意義を会得したというか。
どれにしたって、終わってみれば良い変化でした。



　　　生活も日々もすぐに日常になっていくのに。



さよならもまたねも言いたくなくて、「元気で。」とだけ言い残して来たあの人、
誰よりも自分を生き抜いて欲しい人でした。
元気でやってると良いな。



　　　思い出はいつだって美しい。し、どんどん美しくなる


　　　なぜなら、


　　　ぼくたちはなんだかすべて忘れてしまう




chori　『ぼくたちはなんだかすべて忘れてしまうね』



多くの言葉は僕を縛り、それは良い意味でも悪い意味でも、慰めになる。

そして、覚え切れない多くのことは忘れて、それだってきっと正しい。



僕にだってまだ読みたいものがあるんです、きっと。



どれだけ先が見えなくても、逆に先が見えて何も言えなくなっても。
色んな人から頂いた有象無象のものや、僕が与えているであろうそれら。
抱えて2015年もまだ、歩いて行きます。


宜しくお願いします。
次の企画ライブは３月。