月待者
自分が此処に居たと云うことを忘れてしまうような
9.30.2011
(続き。)
握り潰された薬箱
アルコールと笑顔
無駄遣いの電力
夜景
さよならさよならさよならさよなら……
アイシテル。
(僕は今、なんだかとても良い気分だ)
僕らの世界。
僕らの世界なんだ
それはそれはもうどうしようもないことなんだ
なんて素晴らしいことだろう!
9.11.2011
花を買う日
夕暮れの始まった先斗町を漫ろ歩く
いやに温かい、用を為し始めたばかりの赤提灯
狭い道の脇道の両側に川床の店が並んでいたりする
この空間が好きだと言った人がいた
帰り道に寄った店で手に取った花が手放せなくなりレジへ出す
藤より淡いピンクが混雑したように咲いている
嗚呼
君に何をあげよう
9.05.2011
その笑いはを凄味を孕む
街が闇に沈んだ
僕は屋根に登らなくても夜の底に居る
なんて素敵
ねぇ、先生
熟れた夢が重いよ
9.04.2011
勇者は、
山の向こうの空遠く 幸せ在ると人は言う
信じて山の向こう 行ったなら
貴方きっと泣くでしょう
貴方きっと笑うでしょう
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